昨年度の日本人の平均寿命は、男性が78.07歳、女性が84.93歳と過去最高を更新し、これはおそらく世界一となる見込みです。その反面、合計特殊出生率*
は下がり続き、少子化は現在かなり深刻な問題となっています。これから日本は、今まで誰も経験したことのない「超高齢社会」へ突入しようとしているのです。
公的年金、医療保険制度など、少子高齢化には弱い制度で問題は山積みですが、私たちを取り巻く環境は今、急激なスピードで変わりつつあります。これから、どのような社会になっていくのか不安もありますが、その流れに押しつぶされないように、まわりを冷静に見て、しっかり足元を固めていくことが、今求められる最大の課題ではないでしょうか?
FPセンタープラネットにおいては、今年度よりスタッフも増え、皆様のご期待に添えるようがんばってまいります。忌憚のないご意見、ご要望などお寄せいただければ幸いです。
- 合計特殊出生率とは、出生率計算の際の分母の人口を、出産可能年齢(15歳から49歳)の女性に限定し、各年齢ごとの出生率を足し合わせ、一人の女性が生涯、何人の子供を産むのかを推計したものです。
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