災害に備える |
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いまなお余震が続く新潟県中越地震。最大震度7で、10年前の阪神大震災以来の大きな地震となりました。地震は夜間に起こることが多いそうですが、災害はいつ・どこで起こり、またその現場に直面するかわかりません。今回は災害時に必要なものやお役立ちグッズ、その他豆知識をご紹介します。
- 貴重品
- ラジオ ・・・新しい情報の入手に必要です。
- 懐中電灯・・・電気・ガスといったライフラインが停止する可能性がありますので夜間でも安全に動けるように。
- 食料・水・・・食料は3日分くらいを目安に。非常用のリュックに入れても、あまりに重いと持てないので、それ以上の食料は冷蔵庫に入れておくと良いです。水も500mlのペットを用意する方が重くなりすぎずオススメ。※毎日、お風呂の残り湯は翌朝まで捨てないようにしておきましょう。
- 医薬品・・・常備薬や応急処置ができる程度のもの
- サランラップ・・・水が出ないと皿を洗ったりできないので皿の上にひいてその上に食品をのせると便利です。また、サランラップは強度が強いので、手を骨折したときなど、包帯がわりに肩から吊るすことができ重宝します。
- ゴミ袋(ビニール袋・大)・・・肩からはおって風避けにできます。また水かさが増えたときなど、ビニール袋をふくらませると簡単な浮き袋になり、それにつかまりながら非難できます。
- 家族の写真・・・家族とはぐれた時に、人に尋ねる際に必要です。
◎知っていますか?安否確認伝言ダイヤル171
これはNTTのサービスですが、災害にあった時171をダイヤルしてあとは音声ガイダンスに従って、自分の電話番号などを入力すればよいというものです。
今回の新潟県中越地震の被災地の方の中でも、この171を利用した方は5%ほどだったそうです。あまり知られていないのと、年配の方で使い方がよくわからないと敬遠されていたのがこの数字の原因でした。
ぜひ覚えておきましょう。
◎急で手持ちの現金がない場合
阪神大震災のとき、特別措置で預金通帳や印鑑を持っていなくても本人の拇印で、銀行でお金を下ろすことができました。手持ちの現金がなくてもあきらめずに、まずは銀行へ行ってみましょう。
◎災害に備えて地震保険にも入っておきましょう。
新潟県中越地震の被災地で、地震保険の加入率は約10%でした。地震保険は火災保険に付帯して加入するもので、火災保険金額の30%〜50%の割合で掛けられます。
地震による火災の場合は、通常の火災保険では保険金が出ないので、地震保険も付けておいた方がよいでしょう。
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