昨年からの原油高に始まり、原材料の値上げ、商品の値上げと物価高が続いています。
それに加えて株安、賃金の切り下げなど先行きの不透明な日本経済。この冬の寒さにプラスして、私たちのふところは寒くなる一方です。
今回は食費、水道光熱費にスポットをあててとりあげ、家計のやりくりの一助となればと思います。
今回のキーワードは、まとめて沢山です。
(1) 食費
2007年11月〜12月にかけて実施した日経新聞の物価実感調査によると、
値上げ対策として実践していることは
- 自炊を増やす。
- ポイントの付く店で食材を買う。
- 食品を買いに行く回数を減らす。 でした。
外食を減らし、自炊を増やすことで食費はかなり違ってきます。
自炊をする際には、同じものをまとめて沢山作っておくことをオススメします。たとえば、ひじきの煮物。少人数家庭でも、ひじきを鍋いっぱいに沢山作ることで、中に入れるにんじんや油揚げといった食材を残すことなく使いきれます。あまった分は、小分けにして冷凍。アルミの小さなカップに入れて冷凍すれば、お弁当のおかずにも入れられるので、お弁当用の冷凍食品を買うといったムダも省けます。
業務スーパーに行くと、たとえば、普通のスーパーで売っている400g入りのマヨネーズと同じくらいの値段で1kg入りのマヨネーズが買え、お得感があります。
賞味期限の問題もあるので一概には言えませんが、友達同士でシェアするなどして、そういったスーパーの利用も考えてみてはどうでしょう。
(2) 水道光熱費
これは我が家でも実践してみたことですが、洗濯。
毎日1回〜2回洗濯をしていたのですが、1日または2日に1回のまとめ洗いにしてみました。それだけでも、水道料金もかなり節約できました。あとは、お風呂の残り水の再利用も節約効果がありますね。
東京電力によると、冷蔵庫の中を弱に切替えるだけで、18%冷蔵庫の電気代を節減できるそうです。ただ、光熱費は1ヶ月後や2ヶ月後に請求がきて金額がわかるので、どうしても管理が甘くなりがち。その点、食費の方は食品を買ったその場で金額が把握できるので、買い物に行く時にはまず予算を決めて(例・1週間で7000円分、食品を買う)その金額(7000円)だけお財布に入れて買い物に行くと確実に管理できます。
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